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U149 애니메이션 리뷰

アイドルマスターシンデレラガールズU149アニメ2話「おでかけなのにただいまするもの、なに?」 考察

U149アニメ1話に続いて2話が公開されました。 ですので今回も考察してみたいと思います。

 

全体的な考察を目的とするので、2話を先に観ていただき、2話をもう一回見ながら読めばさらに理解を助ると思います。

 

ちなみに1話の考察はhttps://yu-ichiyonkyu.tistory.com/5でご覧いただけます。

 

2話の予告編 https://www.youtube.com/watch?v=qvmURjzd_ko でもわかったように、今回は仁奈ちゃんが主役として登場するエピソードでした。 

 

2話のタイトルは「おでかけなのにただいまするもの、なに?」 です。 1話と同様に、謎とその答えが2話の内容を理解する上で重要に働くと思いました。

 

仁奈ちゃんが公園の「カボチャの花」に水をやる場面から始まりす。

 

仁奈ちゃんが事務所に行く道中、 近所の人たちが皆仁奈ちゃんに挨拶を交わします。


近所の人々が仁奈ちゃんの知り合いなのは、仁奈ちゃんの明るく活気に満ちた社交性のある性格と外を出ることが好きなのを表します。 外を歩くのが好きな理由については下で説明します。

 


U149アニメ公式プロフィールで仁奈ちゃんについて「いつもぴょこぴょこと元気に走り回っている」と説明したことを表現したりもします。

 

ちなみに仁奈ちゃんがかぶってる着ぐるみはモバマスの[CDデビュー]のSRです。 今回のエピソードで重要に作用する衣装です。

 

続いて今日は撮影を行うと聞き着ぐるみをいっぱい持ってきた仁奈ちゃん。

持ってきた着ぐるみを一つずつお披露目する仁奈ちゃん。 とてもかわいいです。

各衣装はモバマスのカードイラストから取ってきました。 ひとつひとつ作画を描いてくださってありがとうございます。

 

仁奈 「どうしてもためでごぜーますか?」

仁奈の写真を撮る出番になると、プロデューサーは着ぐるみは着替えた方がいいと言いますが、それを拒みます。

 

結局、仁奈ちゃんは撮影できずに戻ります。

ダンスレッスンのあと、急いで降りてきたため、鶏の帽子を落すことになります。

 

まるで魔法が解ける直前に急いで武道会場を抜け出してきたシンデレラがガラスの靴を落としたかのようですね。


「シンデレラ」ではガラス靴はシンデレラが王子様とまた会うきっかけになりますたが、この鶏の帽子はどんなきっかけになるのでしょうか。

 

仁奈 「仁奈の鶏が…」

それを気づいた仁奈ちゃんが落ち込んでいると、

 

プロデューサーは一人で探しに行くと言います。

ありす 「一人でですか?」

しかし「一人」と言う言葉に反応する仁奈ちゃん。

仁奈 「仁奈も一緒に行くですよ!」

結局、仁奈とありすも「一緒に」探しに行きます。

 

だが紛失物がないと聞くとすぐに失望して表情が変わる仁奈ちゃん。(かわいい)

 

でもおまわりさんにありがとうと言いながら、また話しに来ると言うと、おまわりさんは笑って

朝に仁奈ちゃんが水をあげたカボチャの花が一本咲きます。

カボチャの意味は下からもう一度説明します。

街中を歩き回って鶏の着ぐるみについて聞いて回る仁奈たち。

『きみにいっぱい☆』が挿入歌として登場します。

 

そして川を泳ぐアヒルの親子。 おそらくプロデューサーとありす、仁奈を表すのでしょう。
そして、赤ちゃんが母親にくっつくシーンは、下でも説明する「刻印づけ」についても暗示するようです。

 

そんな仁奈たちをついてきた志希たち。

鶏の着ぐるみを返すまえに、プロデューサーと仁奈、ありすを見ながら何か面白いのが思い出したような顔をする志希。

志希 「この子、貰ったら、だめ?」

そしてそんな仁奈を試すように、鶏の着ぐるみが気に入ったとむちゃぶりを言います。


おとぎ話「シンデレラ」でも王子様はシンデレラが本当にガラスの靴の持ち主なのがを試しにガラスの靴を履かせます。

たぶん仁奈ちゃんにもガラスの靴の持ち主になれるか試してみるのかもしれませんね。

仁奈 「仁奈の着ぐるみはすげーんです!」

結局、プロデューサーの後ろに隠れていた仁奈が着ぐるみを取り戻すために勇気を出して出てきます。

 

仁奈 「仁奈のパパ、海外にいるですよ」

モバマスとデレステでの仁奈の設定は、お父さんは海外で働いているのでなかなか出会えず、

お母さんも仕事が忙しく、仁奈はほとんどの時間を家で一人で過ごしたと出ています。

 

デレステの「市原仁奈のメモリアルコミュ①」を観ると、仁奈がアイドルになった理由について出てきます。
仁奈は「ママが、ここでアイドルにしてもらうんだって、言ったので」事務所にきたと言います。

多分仁奈ちゃんのお母さんが仁奈ちゃんが家で一人で寂しくならないように仁奈ちゃんが楽しめる何かを作ってくださったと想います。

 

 

実際、そのような設定はアニメーションでも有効であるように、仁奈ちゃんは2話の初めで出たように街中に知らない人がいないほど街中を走り回ります。

もちろん、ただ仁奈ちゃんが人と会うのが好きだったり、街中を走り回るのが好きなのかもしれませんが、

家の中にいても一人ですることもなかったので寂しさに街中を走り回ることになったのではないでしょうか。

 

アニメのプロフィール設定にも仁奈ちゃんが「だれかが悲しいとか、寂しいのはちょっと苦手」ということを強調します。

 

仁奈「一人だと寂しいですよ?」
ありす「一人でですか?」

あまりそん風に考えたくはないですが、もしかしたら仁奈ちゃんがこんなに「一人」という言葉に反応して、誰も一人にさせないように努力した理由は。

おばさん「仁奈ちゃん、いつも一人でここにいるでしょう?心配したての。」

誰よりも「一人」は寂しいということをよく知っていたからかもしれません。

 

そんな仁奈ちゃんに、

二奈 「魔法ですげー着ぐるみなんです!」

 

お父さんお母さんが買ってくれた「着ぐるみ」という存在は、仁奈ちゃんの友達であり、愛の証であり、寂しさを癒してくれる手段だったのかもしれません。

 

仁奈にとって「着ぐるみ」は、お父さんお母さんが仁奈ちゃんにかけてくれた寂しくならないようにしてくれる「魔法」なのです。

 

しかし「12時に止まっていた時計が動き出し(https://yu-ichiyonkyu.tistory.com/3)」ながら 仁奈の魔法は解けてしまったのでしょうか。

 

そうやって仁奈は階段で魔法の証である「ガラスの靴」に該当する「鶏の着ぐるみ」を落とします。

 

だからこそ仁奈ちゃんはもっと不安だったかもしれません。
撮影場でそんなに着ぐるみを脱ぎたくなかった理由。
普通に着ぐるみが好きだからとは説明しにくいです。

しかし、プロデューサーと「一緒に」なら、着ぐるみを脱いでもいいと言います。
仁奈ちゃんは着ぐるみを脱ぐ瞬間、魔法が解けて一人になることを恐れているのかもしれません。

 

2話のタイトルは「おでかけなのにただいまするもの、なに?」です。

 

私は1話の正解と同様に、今回の正解も2話最初に出てきたと思います。

仁奈 「今日はひよこのぎもちになるですよ!」

答えは「ひよこ」ではないでしょうか?

 

ひよこには一人だけの世界があります。 「卵」という世界で「一人」でたくさんの時間を過ごしてきました。
しかし、自分の力で卵を割り、世界に初めて「外出」をして母鶏に、そして兄弟のひよこたちに ” 孵 ” ってきたと「ただいま」と言います。

このひよこはまさに仁奈を意味します。

そして仁奈にとって卵にあたるものが「着ぐるみ」です。

仁奈 「仁奈、着ぐるみ着てるとすっげー楽しんだ!」

 

卵はひよこが成熟するまでひよこを守ってくれます。

着ぐるみもきっと仁奈のご両親が仁奈が寂しくならないように、仁奈を守るためにかけてくれた魔法でした。

 

仁奈 「着ぐるみがあれば仁奈、一人じゃないから…」


しかし、ひよこは卵を自らの力で「割れ」ないと本当の世界に出ることはできません。

「成長」できません。

仁奈も同じです。

いつまでもご両親がかけてくれた「着ぐるみ」という卵の中で自分を閉じ込めているなら、仁奈は世界の外に出て成長することができないでしょう。

仁奈 「着ぐるみなしの仁奈なんて、面白くねーですよ…」

 

むしろ、仁奈は着ぐるみという卵のせいで、いままで成長できなかったのかもしれません。

 

そうやって自分を卵の中に閉じ込めていた仁奈ちゃんに、

 

志希がプロデューサーに何か言えという前にも、

プロデューサー 「今日だって、どこを行ってみんな笑顔だっただろ?」

 

そんなことないと、市原さんは着ぐるみがなくても自分の力で今日会ったみんなを笑顔にできたと

プロデューサー 「着ぐるみがすごいんじゃない。市原さんがすごいんだよ。」

 

着ぐるみがすごいんじゃない。市原さんがすごいんだよ。」 という2話の名セリフを言います。

 

 

そうです。

今日、仁奈ちゃんは着ぐるみなしでも多くの人々の心の中に「カボチャの花」を咲かせました。

 

 

たしか2話が始まる時には多くの花がまだ咲いていませんでした。

しかし、今は全ての花が咲いています。

 

その理由は仁奈ちゃんに「花に水をあげて花を咲かせる能力」を持っているからです。

 

カボチャの花を咲かせることは、他の人に笑顔を咲かせる、心を温める、 寂しくならないようにしてあげるという意味だと思います。
仁奈ちゃんには、他の人の心の中に「きみにいっぱい☆」心の中を温める能力を持っています。


着ぐるみという魔法なんかなくてもですね。


そしてよりによって「カボチャ」の花である理由について考えてみましたが、2つの意味を持つと思われます。

一つめは「カボチャの花」の花言葉である「包含、広大さ」。
仁奈ちゃんの誰でも心を暖かくしてくれて笑顔いにしてくれる包容力を意味すると思います。

二つ目は「カボチャ」。
おとぎ話の「シンデレラ」では、魔法使いはシンデレラを武道会場に連れていくために、みっともないカボチャを素敵な「カボチャの馬車」に変えてくれます。

カボチャは「魔法」を意味します。

仁奈ちゃんにはみっともないものも素敵なものに変える魔法のような力があります。

でも、今まで過ごしてきた卵の中が慣れすぎてしまったのでしょうか、それとも外の世界が怖かったのでしょうか。

 

仁奈はまだ着ぐるみがなくてもみんなを笑顔にさせることができるというプロデューサーの話にまだ納得できないようです。

 

ありす 「市原さん、今日事務所出てきたからずっと、着ぐるみ着ていませんでしたよ。」

 

でも、ありすが今日一日、着ぐるみがなくても、実際にみんなを笑顔にできたことを教えてくれると、

 

仁奈は気付いたのかもしれません。

 

この卵を割っても大丈夫かもしれないと。 外の世界に出てもプロデューサーと仲間のみんながそばにいてくれると。

 

プロデューサー 「もちろん!お父さんが世界のどこにいったって、市原さんの元気が伝わるようなすっごいアイドルになろう!」

 

今はもう着ぐるみがなくても、ご両親の魔法がなくても、仁奈は一人ではありません。

着ぐるみがなくても、魔法がなくても、仁奈はみっともないただの「カボチャ」ではなく、ありのままの仁奈で、自らの力で素敵な「カボチャの馬車」です。


第3芸能課と、プロデューサーと出会い「12時に止まっていた時計が動き出し」、魔法が解けてしまってもそうです。

仁奈ちゃんはもう「一人」ではありません。 今の仁奈ちゃんには仲間もプロデューサーも「一緒」にいます。

 

もう「魔法」に頼る必要はありません。

仁奈 「アイドルになったら着ぐるみなくてもパパもみんな仁奈のことを見てくれるですか?」

 

こうやって仁奈には「目標」ができます。

これまで仁奈にとって「アイドル」とは、ただ寂しくならないための一つの手段に過ぎませんでした。

 

でも、今の仁奈には世界的に「すげーアイドル」になって、海外にいるお父さんにも世界のみんなにも仁奈のキラキラした姿を見せてくれ、これ以上お父さんも他の誰でも寂しくしないというはっきりとした目標ができます。

 

 

デレステの中の「みんなのきもち」ストーリーコミュでも似たようなシーンが出てきます。

久しぶりに帰国したパパと遊ぶために仁奈ちゃんはアイドルを休んでパパと遊びますが、その過程でアイドルのお仕事もまた大切だということに気づきます。

そして「みんなのきもち」という曲名らしく、仁奈ちゃんはパパもまたお仕事が大切であることを気づきます。

結局、仁奈ちゃんは自分もパパがそうであったようにアイドルと家族の両方を大事にすることを決意します。
むしろアイドルのお仕事を通じてパパが寂しくならないようにするために世界的に有名なアイドルになるという目標を持ちます。

 

仁奈 「仁奈、すっげーアイドルになってでっかくデビューするですよ!」

 

こうして仁奈は、初めて卵を自らの力で割り、世界の外に初めての「おでかけ」をします。
そしてプロデューサーと仲間のアイドルに自分の抱負を語り、堂々と「ただいま」と言います。

 

 

鳥には卵から出て一番最初に見た対象を親と思うようになる「刻印づけ」という現象があります。

仁奈が卵の外に初めて出てから見た景色は、そして初めて見たプロデューサーは、アイドル仁奈にとって「親」になったのかもしれませんね。

魔法が解かれてしまった、いいえ、自分の力で魔法を解けた仁奈は、自分で力で卵の外におでかけした仁奈は、

もう一度「自分自身と向き合う」ためにプロフィール写真を撮りに来ます。

今回は着ぐるみなしで。

そして自分が卵の外に孵ってくるのを手伝ってくれたプロデューサーに、

自分の宝物だった、自分の魔法だった、自分の世界だった着ぐるみをかぶせてくれます。

ガラスの靴を履かせてくれたと解釈することもできますね。

卵を割って世界の外に初めておでかけできるように助けてくれたプロデューサーを親鳥だと刻印したかのように。

 

 

仁奈ちゃんにとってプロデューサーはもうただ自分をアイドルにしてくれる人ではありません。


プロデューサーは仁奈ちゃんにとって特別な存在となりました。

こうやってに仁奈ちゃんは「着ぐるみ」を脱いでも「一人」で写真を撮れるように成長しました。

 

このポーズはデレステで仁奈ちゃんの初SSRである[ともだちだくさん]のポーズです。

カードでは着ぐるみを着ていますが、

アニメでプロデューサーと出会い、魔法が解けても成長を遂げた仁奈ちゃんはもはや着ぐるみという殻をかぶっていません。

 

成長を遂げた市原仁奈は、たくましい一匹のひよこになりきりました。

仁奈ちゃんはもう寂しくありません。
もう寂しさをなくすためだけにアイドルをしてるわけでももありません。


ひよこに生まれ変わったままの仁奈ちゃんと第3芸能科。
今後またどのような成長をするかは、もう少し見守らなければなりませんね。